グループ列ヘッダー使用時の制限

グループ列ヘッダーを使用する場合、グループ列ヘッダーの左側には非表示の列が存在します。そのため、他の項目とグループ列ヘッダーを跨ったコピーや貼り付け、クリアなどの操作時には非表示の列を考慮した操作が必要です。

「参照項目のグループ列ヘッダー」も同様です。「参照項目のグループ列ヘッダー」の場合は「折り畳み時表示される項目」の代わりに参照項目が非表示の列として存在します。

例えば、以下の画像の場合、グループ列ヘッダー「グループ1」の左側に折り畳み時表示される項目「カラム3」が非表示の項目として存在します。

例1) コピー操作

以下の画像の場合、列「取引先/町名・番地(請求先)」とグループ列ヘッダー「グループ1」を跨って選択肢コピーを行っています。

このような場合、クリップボードは以下のようなになります。

取引先/町名・番地(請求先) カラム3(非表示) カラム1 カラム2
紫山3−1−4 ccc aaa bbb

Excelに張り付けた場合は以下のようになります。

例2) 貼り付け操作

例1のクリップボードの状態で2行目の同じ列位置に張り付け操作を行った場合は以下のようになります。

選択していない「カラム3」も値が「CCC」に変わっています。これは列「取引先/町名・番地(請求先)」とグループ列ヘッダー「グループ1」の間に非表示の列として「カラム3」が存在し、そこの値が貼り付けられているため、表示されている「カラム3」も連動して値が変わります。

例3) クリア操作

以下の画像のような選択状態の場合、クリア操作を実行すると選択していない「カラム3」も値がクリアされます。これは列「取引先/町名・番地(請求先)」とグループ列ヘッダー「グループ1」の間に非表示の列として「カラム3」が存在し、そこの値がクリアされるため、表示されている「カラム3」も連動して値がクリアされます。

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