スペックシート

システム要件

Salesforceやブラウザの要件はシステム要件を参照してください。

ユーザ

項目 仕様
利用可能なユーザ数の上限 RaySheetのライセンス数の上限まで
複数ユーザによる同時編集 排他制御あり

ビュー

項目 仕様
ビューの名前の上限 80文字
ビューの説明の上限 1,024文字
表示できる列数の上限 Salesforceのオブジェクトの項目数
表示できる関連オブジェクトの上限 Salesforceのオブジェクトの関連オブジェクトの数
1ページに読み込めるレコード数の上限 2,000レコード。2,000レコードを超えると、以降は2,000レコードごとにページングで表示できます。
一度に読み込めるレコード数の上限 1,000,000レコード。1,000,000レコードを超えた分のレコードは読み込まれません。
一度に保存できるレコード数の上限 制限はありません。オブジェクトごとの設定 で設定したバッチサイズに分割して保存処理を行います。
一度にエクスポートできるレコード数の上限 1,000,000レコード。
ピン留めできるレコード数の上限 10レコード
スクロール固定できる列数の上限 最終列の1つ前まで
列フィルタに表示される候補の上限 昇順に並び替えた先頭の100項目。100項目を超える結果があるときは、メッセージが表示されます。
ビューの共有先 ユーザ、公開グループ、ロール、ロール&下位ロール(ロール&内部下位ロール)、ロール&内部&パートナー下位ロール、すべてのコミュニティのユーザ

ページングとは、「1,2,3」のように表示されるボタンによるページの切り替えです。

日付

項目 仕様
日付の範囲 1700/01/01~4000/12/31
カレンダーの種類 グレゴリオ暦、和暦
和暦の元号 明治、大正、昭和、平成、令和
和暦の範囲 明治2年~令和99年

日付の範囲はSalesforceと同じです。和暦の範囲は、将来の改元の際にアップデートされます。

時刻

項目 仕様
時刻の範囲 00:00~23:59
時刻の表示 12時間表示と24時間表示

時刻の範囲はSalesforceと同じです。

選択リスト

項目 仕様
項目数の上限 1,000個

選択リストの項目数の上限は、Salesforceの項目数の上限と同じです。

ズーム

項目 仕様
縮小 50%、67%、75%、90%
拡大 110%、125%、150%、175%、200%、250%、300%、400%

Salesforce組織に追加される要素

Salesforce組織に追加される要素は以下の通りです。追加される要素は「gcss」という名前空間プレフィックスを持つため、Salesforce組織にすでに同名の要素があっても影響しません。

また、RaySheetによって追加される要素は、Salesforce組織の制限にカウントされません。例えばSalesforce組織にはカスタムオブジェクトの最大数の制限がありますが、RaySheetによって追加されるカスタムオブジェクトはこの数に含まれません。

権限セット

タブ

  • RaySheet
  • RaySheetPage
  • RaySheetPage Designer
  • RaySheet Configuration
  • View
  • Folder View

カスタムオブジェクト

  • ObjectSettings
  • Permission
  • Permission (Deprecated)
  • Related View
  • Related View (Deprecated)
  • View
  • Folder View
  • View State
  • VisibleObject
  • WorkingColumn
  • WorkingColumn Data
  • Workspace
  • Import Log
  • RaySheetPage
  • フォルダ共有アシスト

Professionalエディション用のRaySheetである「RaySheet for Professional Edition」の場合は名前空間が「gcss_pe」となります。

共有設定

オブジェクト デフォルトの内部アクセス権 デフォルトの外部アクセス権 階層を使用したアクセス許可
ObjectSettings 公開/参照・更新可能 公開/参照・更新可能
Permission 公開/参照のみ 公開/参照のみ
Permission (Deprecated) 非公開 非公開
Related View 親レコードに連動 親レコードに連動
Related View (Deprecated) 公開/参照・更新可能 公開/参照・更新可能
View 非公開 非公開
Folder View 親レコードに連動 親レコードに連動
View State 非公開 非公開
VisibleObject 公開/参照のみ 公開/参照のみ
WorkingColumn 非公開 非公開
WorkingColumn Data 親レコードに連動 親レコードに連動
Workspace 非公開 非公開
Import Log 非公開 非公開
RaySheetPage 非公開 非公開
フォルダ共有アシスト 非公開 非公開

同時接続

RaySheet固有の同時接続の制限はありません。ただし、RaySheetはSalesforce上で動作しますのでSalesforce側の制限に影響を受けます。

SalesforceのAPI要求数

RaySheetは通常の操作ではSalesforceのAPI要求数が増加しません。以下に示す特別な操作に限り、API要求数が増加します。詳細は「レコードタイプの入力」および「リストビューをインポートする」、「RaySheetPageで他のエリアの自動再読み込みを許可する」、「フローアクションを追加する」、「列にルックアップ検索条件を連動する」を参照してください。

項目 仕様
通常の操作で増加するAPI要求数 0
レコードタイプでの選択リストの絞り込み レコードタイプを持つオブジェクトの初回表示につき1
リストビューのインポートで増加するAPI要求数 1つのリストビューにつき1
RaySheetPageでの他のエリアの自動再読み込み RaySheetPageの初回表示につき1
フローアクション設定時のフロー変数選択リスト フロー変数選択リストの項目初回選択時につき1
ルックアップ検索条件から対象レコードの絞り込み 1つのルックアップ列につき2~3

APIは組織単位の制限であり、RaySheetでAPIを使用している箇所も制限を受けます。APIにおけるさまざまな制限の詳細については株式会社セールスフォース・ジャパンが公開しているドキュメントをご参照ください。

Salesforceの大規模プラットフォームイベントの割り当て

RaySheetは一部の機能で大規模プラットフォームイベントの割り当てを使用します。

項目 イベント配信 イベント公開
Auraコンポーネントでのソフトフォンの利用 セルの電話番号クリックにつき1 セルの電話番号クリックにつき1

Salesforceの権限

管理には、次のシステム管理者権限が必要です。

権限項目 用途
AppExchange パッケージのダウンロード インストール
パッケージライセンスの管理 ライセンス設定
アプリケーションのカスタマイズ 管理機能
フローの管理 フローアクション
(※)フローアクションを設定するために必要
フローを実行 フローアクション
(※)フローアクションを実行するために必要
設定・定義を参照する 列にルックアップ検索条件を連動する

API要求が必要なリストビューのインポートなどの操作には、次のシステム権限が必要です。

権限項目 用途
APIの有効化 リストビューをインポートする
レコードタイプの入力
RaySheetPageの他のエリアの自動再読み込み
フローアクションの設定
列にルックアップ検索条件を連動する

RaySheetでのデータの見え方

RaySheetはSalesforce上で設定されたセキュリティや権限にしたがって動作します。たとえば、あるSalesforceユーザに「取引先」の参照権限がない場合、そのユーザがRaySheetを使う場合も「取引先」を参照できません。

入力規則やレコードタイプといったSalesforce上の設定はそのまま動作します。

一方、ページレイアウトのように、Salesforce上で画面設定によって必須入力や項目の表示を定義している場合、RaySheet上ではその設定は動作しません。この場合、RaySheetが提供する必須入力などの設定を使用します。ページレイアウトの権限は、画面表示だけの権限であり、データにアクセスできるかどうか(読み書きができるかどうか)は別の権限だからです。

Copyright © 2024 MESCIUS inc. All rights reserved.