ここでは、SalesforceのリストビューをインポートしてRaySheetのビューを作る方法を説明します。この機能はAPIを使用するため、ユーザーがSalesforceの「APIの有効化」権限を持たない場合は使用できません。リストビューのインポート方法はフォルダーモードとオブジェクトモードのどちらのディスプレイモードでも基本的には同じです。
インポート操作を実行すると、APIが実行され、お使いの組織のAPI要求数に加算されます。加算されるAPI要求数は、リストビューを1つのインポート操作1回につき、1です。インポート操作は通常一過性の処理のため、何度も実行する必要はありませんが、繰り返し実行したり、一度に多数のユーザーが同時に実行したりすると組織の24時間あたりの API 要求数の制限に達する可能性があることに注意してください。24時間以内のAPIの使用状況は、Salesforceの「システムの概要」から確認できます。
Salesforceの各オブジェクトには、「商談」や「取引先」「取引先責任者」といったデータを一覧で表示する「リストビュー(標準ビュー)」が備わっています。このSalesforceのリストビューをもとにして、RaySheetのビューにインポートすることができます。インポートでは、新規に作成したRaySheetのビューにSalesforceのリストビューから特定の条件だけをインポートしたり、ビュー名、検索条件、検索条件ロジック、そして表示する項目を取り込めます。また、「商談」のように1つのオブジェクト内に存在するリストビューを複数選択して一括してインポートすることもできます。
SalesforceのリストビューからRaySheetのビューにインポートするには、次の手順を実行します。
Salesforceのリストビューからインポートしたフィルター条件は、「リストビューから検索条件をインポートする」の手順で確認できます。