たとえば、次の数式を「取引先」で使うと「取引先名」に「株式会社」を含めている場合に別の文字に置き換えて省略できます。
=SUBSTITUTE([取引先名],"株式会社","(株)")
たとえば、次の数式を「取引先責任者」や「リード」で使うと、「メール」項目(列)からドメインを取り出せます。
=RIGHT([メール],LEN([メール])-FIND("@",[メール]))
取引先責任者の「メール」項目をAPI参照名で指定する場合は次のようになります。
=RIGHT([!Email],LEN([!Email])-FIND("@",[!Email]))
ただし、API参照名による設定は、保存後は項目(列)名として表示されます。
8%固定で計算する場合は次のようになります。
=[金額]*8%
税込みの総額は次のようになります。
=[金額]+([金額]*8%)
たとえば軽減税率対象かどうかで分けるには、次のように書きます。次の例では「区分」という項目(列)が文字列の場合です。
=[金額]+IF([区分]="軽減税率対象",[金額]*8%,[金額]*10%)
たとえば「軽減税率対象」というチェックボックス型の列であれば、次のように記述できます。
=[金額]+IF([軽減税率対象],[金額]*8%,[金額]*10%)
Excel 2013/2016でDAYS関数を使うと、2つの日付間の日数を返すことができます。しかし、DAYS関数はExcel 2007/2010でサポートされていません。代わりにこれらのバージョンのExcelで共通にサポートされているDATEDIF関数を使って2つの日付間の日数を返すことができます。
=DATEDIF([作成日],TODAY(),"D")
数式列では、同じレコード内の項目だけを合計できます。列の値の合計(集計行)は対応していません。
たとえば、「1月売上」~「12月売上」という12個のSalesforceのカスタム項目またはワーク列がある場合、次のようにレコード内で合計できます。
=SUM([1月売上],[2月売上],[3月売上],[4月売上],[5月売上],[6月売上],[7月売上],[8月売上],[9月売上],[10月売上],[11月売上],[12月売上])
次のように記述すると、計算の順序や対象が列の並びに依存するため、ユーザーが列の並びを入れ替えたときに計算結果が変わってしまいます。
=SUM([1月売上]:[12月売上])
生年月日の列(項目)から、現在の年齢を表示します。ここでは、生年月日が「Birthdate」という名前の項目に格納されているものとします。
=DATEDIF([Birthdate],TODAY(),"Y")
=CHOOSE(MOD(YEAR([生年月日]),12)+1,"申","酉","戌","亥","子","丑","寅","卯","辰","巳","午","未")
または
=MID("子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥",MOD(YEAR([生年月日])-4,12)+1,1)
TEXT関数を使って曜日を表示できます。数式を使わない場合、数値書式の日付でも曜日を表示できます。
=TEXT([作成日],"aaaa")
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