RaySheetでは、Excelと同じように表画面内のセル同士やセル範囲同士でコピー&ペーストができます。それだけでなく、RaySheetとExcelとの間でセルやセル範囲をコピー&ペーストできます。つまり、Salesforce上のデータをExcelとの間でコピー&ペーストできます。
コピーできるのはテキストデータのみで、文字色や罫線といった書式はコピーされません。また、セルの結合状態やインデントの有無もコピーされません。
次の手順でRaySheetのセルの値をExcelにコピーできます。
RaySheetからExcelにコピー&ペーストする際、次のいずれかに該当する場合は値を貼り付けすることができません。この場合、Excelで編集可能な状態にしてから貼り付け操作を行ってください。
ExcelからRaySheetに複数の列をコピー&ペーストする際、ExcelとRaySheetとでそれらの列の並びが揃っている必要があります。揃っていない場合、貼り付けに失敗します。
RaySheetとExcelとの間でやりとりするデータのフォーマットは、タブ文字で区切られたテキストで行の末尾は改行です。このため、Excel以外のアプリケーションであっても、タブ区切りの文字を認識できるアプリケーションであれば、RaySheetとの間でコピー&ペーストができます。ペーストされた値がどのように処理されるかは、貼り付け先のアプリケーションによって異なります。
チェックボックスの値は、オンのとき「TRUE」という文字列、オフのとき「FALSE」という文字列となります。
ExcelなどからSalesforceの日付型や日付時刻型の項目(列)にデータを貼り付けるとき、次の書式の日付や日付時刻を使用できます。
日付の場合
時刻の場合
対応していない書式や無効な日付の場合、貼り付けは実行できません。たとえば、全角文字や和暦を含む日付時刻は貼り付けできません。
日付の西暦は4桁で指定する必要があります。西暦を2桁でRaySheetに貼り付けると、結果が異常になります。たとえば「16/3/5」という日付は「1883/03/05」として貼り付けされます。和暦の貼り付けはできません。