RaySheetPageの事前準備と制限

ここでは、RaySheetPageの事前準備と制限について説明します。

RaySheetPageを使う前に

RaySheetPageを参照することは誰でもできますが、作成および編集するには「RaySheetPageの編集権限」が必要です。設定方法は「プロファイルとユーザーの権限設定」を参照してください。

「プロファイルごと、ユーザーごとの権限設定を有効化する」がOFFの場合は不要です。その場合は誰でもRaySheetPageの作成および編集が可能です。

RaySheetビューとフォルダーの作成

RayShetPageはRaySheetビューを組み合わせて画面上に表示する機能です。そのため、RaySheetPageを作成する前にRaySheetビューを作成する必要があります。

ビューの作成方法は「ビューを新規作成する」、フォルダーの作成方法は「フォルダーを新規作成する」をそれぞれ参照してください。

RaySheetビューとフォルダーの共有設定

RaySheetPageを他のユーザーに共有するには、RaySheetPageで使用しているRaySheetビューおよびフォルダーが共有されている必要があります。

ビューの共有方法は「ビューを共有する」を参照してください。

RaySheetPageの制限

  • RaySheetPageを他の組織へエクスポートおよびインポートすることはできません。
  • RaySheetPageタブで設定情報を更新することがシステム上可能ですが、本操作はサポート対象外となります。RaySheetPageの設定を変更する場合はRaySheetPage Designerを使用してください。
  • RaySheetPage Designerタブの一覧では現在のディスプレイモードで作成したRaySheetPageが表示されます。一方、RaySheetPageタブの一覧ではすべてのRaySheegPageが表示されます。

Lightningアプリケーションビルダーで利用する場合の注意点

RaySheetPageのAuraコンポーネントをLightningアプリケーションビルダーで使用する場合は「ヘッダーが無効化された Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」の影響をうけます。OFFの場合はそのままRaySheetPageを使用できますが、ONの場合は適切なドメインを設定しないと使用することができません。

以下の5つのアスタリスク(*)付きのドメインを設定するか、アスタリスクの部分を「私のドメイン」と組み合わせた組織固有のドメインを設定してください。

  • *.force.com
  • *.lightning.com
  • *.salesforce.com
  • *.my.site.com
  • *.salesforce-experience.com

RaySheetPageのLightning Web コンポーネントの場合は「ヘッダーが無効化された Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」の影響をうけません。

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