ここでは、RaySheetPageの機能について説明します。
RaySheetPageは以下の4つの機能要素があります。
機能要素 | 用途 | 概要 |
---|---|---|
RaySheetPage Designerタブ | 作成と編集 | RaySheetPageを作成および編集する管理者がRaySheetPageを作成するために利用します。 |
RaySheetPageタブ | 利用 | RaySheetPage Designerで作成したRaySheetPageを表示します。主にRaySheetPageを参照する方が閲覧するページです。 |
RaySheetPage Lightningコンポーネント | 作成したRaySheetPageをLightningアプリケーションビルダーで使用するためのLightningコンポーネントです。Lightning Web コンポーネントとAura コンポーネントの2つの種類があります。 | |
RaySheetPageのURL | 作成したRaySheetPageをカスタムボタンなどで使用するためのRaySheetPageのURLです。 |
作成済みRaySheetPageの一覧が表示され、RaySheetPageの新規作成や編集をすることができます。作成および編集するには「RaySheetPageの編集権限」が必要です。設定方法は「プロファイルとユーザーの権限設定」を参照してください。
RaySheetPage Designerの詳細は「RaySheetPage Designerの説明」を参照してください。
RaySheetPageタブにRaySheetPageのリストビューが表示されます。「有効なRaySheetPage」リストビューを選択することで使用できる有効なRaySheetPageを表示することができます。
RaySheetPageタブでは、「ALL」リストビューを使うとRaySheetPageのインポート時に発生した使用できないRaySheetPageも表示されます。「インポート状況」が「Removed」のRaySheetPageは使用しないように注意してください。
インポート状況はそれぞれ以下を表しています。
インポート状況 | 概要 |
---|---|
空白 | この組織で作成されたRaySheetPageか過去にインポートされたRaySheetPageです。 |
New | 最新のインポート操作で作成されたRaySheetPageです。 |
Removed | インポート時に削除されたRaySheetPageです。このRaySheetPageは使用できません。 |
LightningアプリケーションビルダーでRaySheetPage Lightningコンポーネントを使用できます。Lightning Web コンポーネントとAura コンポーネントの2つの種類があります。それぞれの特徴や違いについては「RaySheetPageのLightning Web コンポーネントとAura コンポーネント」を参照してください。
RaySheetPage Lightningコンポーネントには以下を設定できます。
機能 | 概要 |
---|---|
Title | RaySheetPageの上部に表示するタイトルを設定します。 |
RaySheetPage | 使用するRaySheetPageを選択します。 |
Height (in pixels) | コンポーネントの高さを指定します。 |
Experience CloudでRaySheetPage Lightningコンポーネントを使用する場合のみ設定がもう一つあります。ただし、RaySheetの内部処理で使用するレコードページのIDのため、変更する必要はありません。
機能 | 概要 |
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Record ID | {!recordId} RaySheetの内部処理で使用するレコードページのIDです。変更する必要はありません。 |
RaySheetPageをカスタムボタンなどで使用する場合のURL構文は以下のようになります。
/apex/gcss__RaySheetPageBuilder?layoutId=[RaySheetPageのID]&record=[レコードページのID]
パラメーター | 概要 |
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layoutId | 使用するRaySheetPageのIDを指定します。IDはRaySheetPage設定画面で確認できます。 |
record | カスタムボタンなどでRaySheetPageを使用する場合はレコードページのIDを指定します。 |