検索と置換
集計結果の文字列や数値を検索または置換するには、「現在のページで検索と置換」画面を使用します。この画面は、Excelの「検索と置換」画面と同じ外観を持っており、同じ操作で使用できます。
検索:
置換:
既定では一部の設定が非表示になっており、「オプション」をクリックすることで表示できます。
RaySheetでは、ブラウザーの検索ボックスを使って表画面内を検索することができません。ブラウザーの検索ボックスはページ上の文字列を探しますが、セルに表示されているテキストは、文字として選択可能ではなく、セルとしての選択やコピーが可能となっているためです。文字を検索するには、RaySheetの上記の画面より検索してください。ブラウザーの検索機能とは、ブラウザー上でCtrl + Fキーを押下したときに、ページ内検索のために表示される検索ボックスのことです。Macの場合はCommandキー(⌘キー) + Fです。
検索と置換の対象範囲
検索する文字列を、表画面全体から検索するか、あるいは選択範囲から検索するかを指定できます。
- 1つのセルが選択されている時、表画面全体から検索します。
- 複数のセルが選択されている時、その選択している範囲から検索します。
セルの値を検索する
「現在のページで検索と置換」画面を使ってセルの値を検索するには、次の手順を実行します。
- ツールバーの「検索」をクリックする。
- 「現在のページで検索と置換」画面で「検索する文字列」を入力する。
- 「すべて検索」をクリックする。
- 「現在のページで検索と置換」画面の下部に検索結果が表示されることを確認する。
- 検索結果をクリックすると、該当するセルが自動的に選択されることを確認する。
セルの値を置換する
「現在のページで検索と置換」画面を使ってセルの値を置換するには、次の手順を実行します。
- ツールバーの「検索」をクリックする。
- 「現在のページで検索と置換」画面で「置換」タブを入力する。
- 「検索する文字列」と「置換する文字列」を入力する。
- 「すべて検索」をクリックする。
- 「現在のページで検索と置換」画面の下部に検索結果が表示されることを確認する。
- 「置換」をクリックする。
検索と置換のオプション
「現在のページで検索と置換」画面で「オプション >>」をクリックすると、詳細な検索と置換の条件を指定できます。「オプション <<」をクリックすると、条件を非表示にします。
- 検索する文字列
- ワイルドカード文字として、アスタリスク(*)または疑問符(?)を使用できます。たとえば「*区」は「港区」や「江東区」に一致します。「?区」は「港区」や「北区」に一致しますが、「江東区」には一致しません。アスタリスクは1文字以上を示し、疑問符は1文字を示します。
- アスタリスク(*)または疑問符(?)自身を検索したい時は、その前にチルダ(~)をつけることで、文字として検索できます。
- チルダ(~)を検索するには、「~~」のようにチルダを2つ続けます。
- アスタリスク(*)、疑問符(?)およびチルダ(~)は半角文字を使用します。全角文字の場合はワイルドカードとして動作しません。
- 大文字と小文字を区別する
- オンのとき、アルファベットの大文字と小文字を区別して検索します。たとえば「abc」を検索しても「ABC」には一致しません。アルファベットの大文字と小文字を区別したくない場合は、オフにします。
- セル内容が完全に同一であるものを検索する
- オンのとき、たとえば「港区」で検索すると、「港区」とだけ表示されているセルには一致しますが、「港区赤坂」と表示されているセルには一致しません。
- 半角と全角を区別する
- オンのとき、アルファベットやカタカナの半角と全角を区別して検索します。たとえば全角カタカナ「アイウ」を検索しても半角カタカナ「アイウ」には一致しません。アルファベットやカタカナの半角と全角を区別したくない場合は、オフにします。
- 検索方向
- 列方向を優先して検索するか、行方向を優先して検索するか指定します。
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