インポートモードでは、オブジェクトにレコードが存在しない場合は新規作成し、レコードが既に存在する場合は更新します。同一レコードかどうかは指定したキーを使って判定します。
指定されたキーを使用してオブジェクトにレコードが存在するかを判定します。上記画像の例では取引先オブジェクトに対してインポートモードのビューを作成し、取引先名をキーに指定しています。1から3行目に3レコード分のデータを入力しています。
画像の例の場合、以下のような状態を表しています。
この状態で保存操作を行った場合、RaySheetでは以下のようにオブジェクトへ保存を行います。
例外として、キーに入力した値に”~?“、”~~“、”~*“が含まれる場合は必ずレコードが存在しない判定となり行ヘッダーにはプラスアイコンが表示されます。
保存操作は次の2つの方法があります。
保存操作後、画面はレコードが表示されない初期状態に戻ります。
保存時にエラーとなる行があった場合は、その行は画面上に残ります。保存に成功した行は表示されなくなります。
キーを入力した場合、その行の他のセルに値が自動的に保管されます。自動補完ではすでに値が入力されている新規行(プラスアイコンの行)以外の白いセルに対して行います。すでに値が存在する場合でもセルが白い場合は、既存のレコードの値を補完します。
例えば以下の画像の場合、自動補完の対象行は以下の通りになります。
この状態で1行目のキー(取引先 電話)の値をコピーし、2行目から6行目にコピーすると以下のように自動補完されます。
例外として、キーに入力した値に”~?“、”~~“、”~*“が含まれる場合は自動補完は行われません。
読み取り専用列をキーとして設定した場合、オブジェクトに存在するレコードの値を選択することができます。
例えば、読み取り専用のリードの氏名をキーとして設定した場合、下記画像のようにオブジェクトに存在する氏名を選択することができます。
オブジェクトに存在しない新しい値を入力することはできません。