Visualforceページに埋め込んだ「どこでもView」で動作するユーザー独自のフィルター(カスタムフィルター)を追加することができます。カスタムフィルターとRaySheetのフィルター機能を組み合わせて利用すること柔軟なレコードの絞り込みを実現できます。
ここでは、カスタムフィルターを追加するために必要なのApexインターフェースとJavaScript APIの使い方を実装例とともに説明します。
Apexインターフェース
Apexインターフェース | 詳細 |
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IUserFilterProvider | ユーザーはこのインターフェースを実装して、Apexのロジックを使用してカスタムフィルターを作成できます。 |
IUserFilterProvider2 | ユーザーはこのインターフェースを実装して、Apexのロジックを使用してカスタムフィルターを作成できます。UserFilterProviderインターフェースとはパラメーターを指定できる点が異なります。 |
UserFilter | RaySheetのユーザーフィルターを表します。 |
JavaScript API
API | 詳細 |
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setUserFilterProvider | IUserFilterProviderインターフェースまたはIUserFilterProvider2インターフェースを実装したユーザーフィルタープロバイダーのApexクラス名をセットします。 |
setUserFilterProviderContext | IUserFilterProvider2インターフェースを実装したユーザーフィルタープロバイダーで使用するパラメーターをセットします。 |
詳細はApexインターフェースのリファレンスとJava Script APIのリファレンスを参照してください。
IUserFilterProviderの実装例を説明します。
IUserFilterProvider2の実装例を説明します。
IUserFilterProviderの実装の具体例として、「取引先」のビューに所有者が「自分」または「自分が所属する部署のユーザー」をフィルター条件にしたカスタムフィルターの実装方法を説明します。
IUserFilterProvider2の実装の具体例として、取引先責任者の選択レコードによって所属する取引先の商談を表示す方法を説明します。