このページの内容はSalesforceのシステム管理者を対象としています。
重要:このオプションを有効化すると、初期状態では、不許可にできるすべての権限がすべてのプロファイルとすべてのユーザーに対して「不許可」となります。許可する権限を必ず指定してください。
RaySheetの権限設定では、システム管理者がプロファイルごと、ユーザーごとにRaySheetのどの機能を許可するか設定できます。
権限設定は「RaySheetアプリの設定」と併用できますが、権限設定よりも「RaySheetアプリの設定」の設定が優先されます。たとえば「レコードのエクスポート」権限をユーザーに付与する一方で、「レコードのエクスポート」機能が無効化されていると、そのユーザーに権限があってもエクスポートは実行できません。
Salesforceの権限設定によって許可されていない操作はRaySheetからは実行できません。たとえば、あるユーザーに「取引先」オブジェクトのレコードの編集をRaySheetで許可しても、Salesforceの権限設定ではそのユーザーに「取引先」オブジェクトのレコードの編集が許可されていない場合、そのユーザーは「取引先」オブジェクトのレコードを編集できません。
権限設定を有効にすると、既定ですべての機能が禁止されます。これは次の理由によるものです。
このため、権限設定では「すべて不許可」の状態から、必要に応じて機能をプロファイルごと、ユーザーごとに許可していく必要があります。
次の権限を設定できます。権限ではすべての項目が既定で無効です。
次の手順で「権限設定」の画面を表示します。
このオプションを有効化すると、初期状態では、不許可にできるすべての権限がすべてのプロファイルとすべてのユーザーに対して「不許可」となります。設定はただちに反映されます。
「プロファイル」タブでは「システム管理者」や「標準ユーザー」といったSalesforceの組み込みのプロファイルやカスタムのプロファイルごとにRaySheetの権限の「許可」または「不許可」を設定できます。既定ではすべての権限が「不許可」になります。一覧では、既定値を変更したプロファイル名は太字で表示されます。
「許可」または「不許可」をクリックして切り替えると「変更はまだ保存されていません。」というメッセージが表示され、「変更を保存」または「変更を破棄」がクリック可能になります。「変更を保存」をクリックすると「保存に成功しました。」というメッセージとともに権限の設定が保存され、ユーザーがRaySheetの画面を再読み込みしたときに設定が反映されます。
プロファイル名をクリックすると、プロファイルの詳細ページを表示できます。
後述のユーザー単位の権限設定が行われているとき、プロファイルの権限設定よりもユーザーの権限設定が優先されます。
「ユーザー」タブをクリックすると、現在の組織のユーザーの一覧が表示されます。ユーザー名をクリックすると、ユーザーごとの権限を設定できます。一覧では、RaySheetのライセンスを持つユーザーの名前の左側には、緑色の丸が表示されます。既定値を変更したユーザーは太字で表示されます。
ユーザー単位の権限設定では、「継承」「許可」「不許可」の3種類の権限をクリックで切り替えることができます。「継承」とはプロファイルでの設定を引き継ぐことです。「継承(許可)」または「継承(不許可)」のようにプロファイルでの設定がカッコ内に表示されます。
プロファイル名をクリックすると、プロファイルの詳細ページを表示できます。ユーザー名をクリックすると、ユーザーの詳細ページを表示できます。
「権限」の画面はフィルターと検索の機能があります。
プロファイルタブは権限の種類でフィルターすることができます。さらに検索ボックスではプロファイル名で検索することができます。
ユーザータブは権限の種類に加えてライセンスの有無でフィルターすることができます。さらに検索ボックスではユーザー名とユーザーの表示名で検索することができます。
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