長い文章やChatter、Webページなど、RaySheetの表画面で表示しきれない情報は「作業ウィンドウ」に表示できます。作業ウィンドウには表示タブを設定でき、次のページを表示できます。
種類 | 詳細 |
---|---|
項目ページ | 複数行を扱えるデータ型の「テキストエリア」、「テキストエリア(リッチ)」、「ロングテキストエリア」の3つのデータ型を表示できます。 |
Chatterページ | Chatterを表示できます。詳しい設定は「Chatterと一緒に使う」を参照してください。 |
カスタムぺージ | URLを指定することでWebページを表示できます。 |
作業ウィンドウでは表示タブの表示/非表示および順序を設定できます。
表示タブの非表示には次の手順を実行します。
表示タブの順序を変更には次の手順を実行します。
作業ウィンドウに「項目ページ」を追加するには、次の手順を実行します。
作業ウィンドウに「Chatterページ」を追加するには、次の手順を実行します。
作業ウィンドウに「カスタムページ」を追加するには、次の手順を実行します。
4. 「カスタムページを追加」画面が表示されるので、作業ウィンドウに表示するラベルと対象ページのURLを設定して「OK」をクリックする。
「カスタムページ」はURLを指定することでWebページを表示できます。ここでは、3つのパターンのカスタムページを設定する方法を紹介します。
「取引先」の「取引先名」をキーにして検索ページに検索結果を表示する
次の手順では、RaySheetで選択した行の取引先名を検索キーにして検索ページのBingで検索を行います。
「カスタムページを追加」画面に次の値を設定します。
"https://www.bing.com/search?q="&[取引先名]
「OK」ボタンをクリックする。
ビューの名前(たとえば「既定のビュー」)の右側のバツアイコンをクリックするか、再度「デザイン」をクリックしてこの画面を閉じる。
RaySheetのツールバーから「作業ウィンドウ」をクリックし、「取引先名検索」タブをクリックする。
任意の行をクリックするとカスタムタブに「取引先名」を検索キーにした検索結果が表示される。
Visualforceページで作成したページを表示する
次の手順では、独自に作成したVisualforceページを表示します。ここでは簡単な例として「Hello World」を表示します。
「Visualforce Markup」に次の内容を入力する。
<apex:page>
<h1>Hello World</h1>
<p>This is Visualforce page.</p>
</apex:page>
「保存」ボタンをクリックする。
「プレビュー」をクリックして、表示されたページのURLをメモする。
RaySheetを開き、「お気に入り」から「取引先責任者」をクリックする。「お気に入り」に「取引先責任者」が表示されていない場合、「すべてのオブジェクトを表示」をクリックしてから「取引先責任者」をクリックする。
「高度なデザイン」をクリックする。
「作業ウィンドウ」をクリックする。「作業ウィンドウ」が見当たらない場合、オブジェクト名の横にある三角形のアイコンをクリックする。
右側の「項目ページ」の横にある下向きの三角形アイコンをクリックし、「カスタムページ」をクリックする。
「カスタムページを追加」画面に次の値を設定します。URLには先ほどメモした値を設定します。
"https://c.ap4.visual.force.com/apex/HelloWorld"
「OK」ボタンをクリックする。
ビューの名前(たとえば「既定のビュー」)の右側のバツアイコンをクリックするか、再度「デザイン」をクリックしてこの画面を閉じる。
RaySheetのツールバーから「作業ウィンドウ」をクリックし、「Hello World」タブをクリックする。
Visualforceページで「取引先責任者」の詳細情報ページを表示する
次の手順では、RaySheetで選択した取引先の詳細ページを表示します。
「Visualforce Markup」に次の内容を入力する。
<apex:page standardController="Contact" showHeader="false" sidebar="false">
<apex:detail />
</apex:page>
「保存」ボタンをクリックする。
「プレビュー」をクリックして、表示されたページのURLをメモする。このときプレビューのページには何も表示されない。
RaySheetを開き、「お気に入り」から「取引先責任者」をクリックする。「お気に入り」に「取引先責任者」が表示されていない場合、「すべてのオブジェクトを表示」をクリックしてから「取引先責任者」をクリックする。
「高度なデザイン」をクリックする。
「列」をクリックする。「列」が見当たらない場合、オブジェクト名の横にある三角形のアイコンをクリックする。
右側の「項目列」をクリックして「取引先責任者 ID」をチェックし、「保存」をクリックする。
「作業ウィンドウ」をクリックする。
右側の「項目ページ」の横にある下向きの三角形アイコンをクリックし、「カスタムページ」をクリックする。
「カスタムページを追加」画面に次の値を設定します。URLには先ほどメモした値の後ろに?id="&[取引先責任者 ID]
を設定します。
"https://c.ap4.visual.force.com/apex/Contact_Detail?id="&[取引先責任者 ID]
「OK」ボタンをクリックする。
ビューの名前(たとえば「既定のビュー」)の右側のバツアイコンをクリックするか、再度「デザイン」をクリックしてこの画面を閉じる。
RaySheetのツールバーから「作業ウィンドウ」をクリックし、「取引先責任者の詳細」タブをクリックする。
任意の行をクリックするとカスタムタブに取引先責任者の詳細ページが表示される。