URLおよびvCard形式のバーコードを読み取る

このサンプルでは、以下の形式のQRコードをスキャンすることが可能です。

  • Salesforce sObject IDを含むURL
  • 一般的なURL
  • vCard形式の文字列

このサンプルは同じ内容をLightning AuraコンポーネントとLightning Webコンポーネントの2種類の方法で開発しています。
 ・gcbc:GcBarcodeScannerLTコンポーネントを使用したLightning Auraコンポーネントでの開発
 ・gcbc-gc-barcode-scanner-lwcコンポーネントを使用したLightning Webコンポーネントでの開発

サンプルの構成

このサンプルでは次のメタデータコンポーネントを使用します。

Lightning Auraコンポーネントバンドル

  • GCSampleScanBarcodeApp
  • GCSampleScanBarcodeComponent

Lightning Webコンポーネントバンドル

  • gcSampleScanBarcodeComponentLWC

Apexクラス

  • GCSampleComponentController
  • GCSampleComponentControllerTest

静的リソース

  • GCSampleVcardParser

タブ

  • 連絡先(Aura)
  • 連絡先(LWC)

サンプルの実行

ここでは、vCard形式の文字列のスキャンを例として説明します。

次の手順に従いサンプルを実行してください。

  1. 連絡先をvCard形式で表示するの手順に従いvCard形式のQRコードを生成する。ただし、ユーザーの会社名は入力必須項目であるため、QRコードを生成する前に確認してください。

  2. Salesforceモバイルアプリケーションのメニューから「連絡先(Aura)」をタップすると、以下の画面が表示される。

  3. Scanをタップし、ステップ1で生成したQRコードを読み取る。

  4. 読み取りに成功すると、以下のメッセージを含む画面が表示される。
    メッセージ:The barcode contains a Contact info. Do you want to add it to your Contact list?(日本語訳:読み取ったバーコードは連絡先情報が含まれています。連絡先リストに追加しますか。)

  5. Salesforceの取引先責任者オブジェクトに読み取ったユーザーの連絡先の情報を追加したい場合は、OKボタンをタップする。追加した取引先責任者の詳細画面が表示される。

Lightning Webコンポーネントのサンプルも実行手順は同じです。その場合、「連絡先(Aura)」の代わりに「連絡先(LWC)」を使用してください。

認識可能なバーコードの種類

このサンプルでは、以下のようにURLおよびvCard形式のバーコードを読み取ることができます。

  • Salesforce sObject IDを含むURLのスキャン
    レコードをバーコードとして表示するのサンプルでSalesforce sObject IDを含むURLのバーコードを表示することができます。そのバーコードをスキャンすると、取引先または取引先責任者の詳細ページが表示されます。
  • 一般的なURLのスキャン
    一般的なURLのバーコードをスキャンすると、そのURLへジャンプすることができます。
  • vCard形式の文字列のスキャン
    vCard形式の文字列のスキャンに関しましては、上記の「サンプルの実行」を参照してください。
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