RayBarcodeを使って、バーコードや二次元コードを生成する仕組みを説明します。
RayBarcodeが生成可能なバーコードの一覧は、バーコードの種類を参照してください。
開発者はSalesforce上でバーコード画像を表示するために、Visualforce、Lightning Auraコンポーネント、Lightning Webコンポーネント、Web APIまたはSkyVisualEditorを使用できます。いずれの方法でも、生成されるバーコード画像は同じです。バーコード画像を生成するにあたって利用可能なオプションも同じです。
RayBarcodeではSalesforceの外にあるメシウスが管理するサーバーで画像を生成します。これはVisualforce、Lightning Auraコンポーネント、Lightning Webコンポーネント、Web APIまたはSkyVisualEditorのいずれの場合でも同じです。Salesforce組織にこのサーバーとの通信を許可するため、リモートサイトの登録が必要です。リモートサイトの登録は、RayBarcodeをインストールする際にシステム管理者に表示され、自動的に登録されています。 Salesforceとメシウスのサーバーの間の通信は暗号で保護されます。
リモートサイトに正規の接続であることを承認するために、トークンの生成が必要です。Visualforce、Lightning Auraコンポーネント、Lightning WebコンポーネントおよびSkyVisualEditor用のAppComponentではトークンの生成処理が自動で行われるので開発者が意識する必要はありません。Web APIを使用する場合のみ、トークンの生成処理の追加が必要です。
Visualforce、Lightning Auraコンポーネント、Lightning WebコンポーネントおよびSkyVisualEditor用のAppComponentでは、コンポーネント内でバーコード画像が表示されるため、開発者がレコードへの保存やPDFにバーコード画像を書き出せる機会がありません。そのような処理を行う場合はWeb APIを使用してください。
リモートサイトの設定は、次の手順で確認できます。
Salesforce Classicの場合:
Lightning Experienceの場合:
RayBarcodeで生成したバーコードや二次元コードは印刷に使うこともできます。このドキュメントでは、Visualforceを使ったPDF出力と「スマレポ!」による例を説明しています。
RayBarcodeでは既定のエンコーディング形式にShift-JIS(シフトJIS)を使用します。UTF-8を使用する場合はオプションを指定する必要があります。詳細はバーコードのオプションを参照してください。